Dr.132 影響(9月8日)
諸事情で高校等を回っていると、時々ドクターのことを知っている人に出会い、さらにごくまれに褒めてくれる人がある。この間行った高校では、ドクターが現役校長だった時にインタビューに来た生徒が高2に在籍しており、彼はドクターインタビューをきっかけに社会には変わった大人がおり、変わった大人は同じような若者が好きだということを知り、どんどん積極的にいろんな機会にいろんな人に会うようになり、ついには市の地域起こしやイベントに参加するようになり、将来は市の職員として地域創造に関わりたいと思うようになり、そのためには大学進学が必要だと思うようになり、今受験のための勉強を始めたという話をしてくださった。高校入学当初は進学を考えていなかった彼が大学進学を考えるようになったきっかけがすべてではないにしても、その一部にドクターの存在が関わっているという話を聞きとても嬉しかった。また、そのように理解してくださっている先生がおられるということも嬉しかった。このように自分の存在が誰かに影響を与えて、自分の考えなり思いが伝わっていくのだと思えることは、自分がやってきたことや生きてきたことが何かの役に立っていたということであり、それは何よりの生きがいになる。毎日がすべて面白いことばかりでなくても生きてると時々こうした嬉しい知らせに出会え、この世もまんざらでないと思える。ここに生きることの妙味があるが、世の中そう妙味ばかりが続かず、いろんな大変なことも待っているのものであることは、長く生きてると分かる。というわけで今日も良いこと・普通の事・大変なことに出会うだろうけど、ともかく今日一日を精一杯生きよう。
☆ドクターの影響を受けたという生徒がいる学校で。自分が勤務していた学校にも影響を受けた生徒はいるはずだと信じている。信じる者は救われる。お気楽な道へのヒントがまた一つ見つかった。