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Dr.116 ザッツ(8月21日)

「ザッツ」と言っても、昔一世を風靡した一発屋お笑い芸人ダンディさんの「ゲッツ」の変形でも、英語の「That’s あれは」でもなく、ドクターの性格が「雑(ざつ)」なのをしゃれでいったものだ。言い方はともかく、ホントに自分の考え方から行動・発言までお粗末すぎる位行き届かない「粗雑さ」で、、きっとこれまでもいろんな方にご迷惑や嫌な思いをさせたのではないかと申し訳なく思っている。ただ得意の言い訳をさせてもらうと、わざと意図的に相手に嫌な気持ちを与えてやろうと思ってやったことは一度もない。いつも自然体で暮らしているのだが、元来の雑な性格ゆえ、配慮の行き届いたきちんとした性格の人なら決してやらかさないであろうような言動を、その場の流れでやってしまい、結果として周りの人にご迷惑や不快な思いを与えることになるのだと思う。この年齢になると、性格ですから許してくださいとは大きな顔では言えないが、それでも直せるところは直した上で、本質的な部分はどうしようもないと思うところはある。雑なのは生き方だけでなく、何かをつくる時にも表れる。この間も夢に見るほど気になっていた大雨で壊れた作業場の橋の横をセメント補修したが、それも仕上げは雑だった。緻密な性格の隣の人がつくった溝とは大違いだ。それでもこの頃はこの雑さにも慣れてきたのか、「どうせ雑なものしかようつくらないので長くはもたないだろうが、きちんとしたものをつくろうと長期に悩むより、さっさとやってしまって終わらせよう」と思うようになった。この橋の修理も思いつてから完了(完成とはとても言えない)まで2~3時間位だ。農作業も雑だが、何とかなっている。自然が相手なので、完璧を目指す人にはしんどいかもしれない。思い立った時に、やりたい作業を雑にでもやって終わったことにする方が精神的には良いし、生き物はそんなに厳密でないのか、こんな雑さが合う場合もある。冒険指導も雑だから勢いでやって、うまくいかなくてもへこたれず、またやろうと思えるのかもしれない。厳密緻密な人で計画通りに指導が進まないと我慢できないと思う人は指導には向いていない。このブログも雑な性格ゆえ、思いついたことを書き散らかす感じで続いている。きちんと計画的な人にはしんどいかもしれない。というわけで、何か「雑(ザッツ)」も捨てがたい気がしてきた。このノー天気さを雑と言うのかもしれない。

☆雑なドクターがちゃっちゃっと作った橋の下のコンクリート補修(橋自体は専門業者に何十万もかけて作ってもらいました)。

 

☆よく見ると雑さが出て、ひび割れやら塗りムラなどがいたるところに見られます。でも仕方ないですね、雑(ザッツ)なもので。ここはやはり緻密人間への変身より、ザッツを生かす生き方を考えるようにしたい。

 

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