Dr.799 地域の中での役割(10月19日)
地域の農業法人の黒枝豆集荷作業に参加した。これまでから関心はあったもののなかなか作業には参加できなかったが、今年は法人副組合長を引き受けたこともあり幾つかの共同作業に少しだが参加している。世間では地域農業の担い手不足が言われており、ドクターの村でもご多分に漏れず自力では耕作できない人がいて、この法人がその田畑を預かって耕作する中心となっている。その法人も地域の人が自分の田畑を耕作しながら、地域内外のアルバイトの助けも借りながら経営している。作業に参加してみて、やはりどこの組織でも中心になる人のがんばりがないと維持できないのだなあと実感した。今の法人を支えておられる方々もかつては夫々の企業等で活躍されていたのが、定年を機に今度は地域の法人を支える役割を担ってくださっている。大変なご苦労だとは思うが、定年後のやりがいや生きがいになってもいるのかなと勝手に推測する。振り返って、それではドクター丹後は地域でどのような役割を果たすのかと問われれば、只今模索中と答えるしかない。市会議員をはじめ様々な役割をやらせてはもらっているが、どれも組織の中心というにはほど遠い。ただ、地域の中での役割を果たしながら、定年後の人生の充実にも繋げたいという思いはある。どの組織でどんな役割を果たすことになるのか、ここでも流れとご縁に任せて(を信頼して)ぼちぼち行きたい。
☆地域の農業法人の共同作業に参加して、地位の中で活躍する多くの皆さんの存在に思いを馳せるドクター。果たして自分はどんな役割が出来るのだろうか(どんな役割が回ってくるのだろうか)。


Dr.798 たまにある良い日(10月18日)
人間ドックE判定依頼ブログをお休みしていたので、体調を心配して頂いているのではないかと心配する。精密検査は未だだが体調は良く忙しく流れで襲い掛かってくる要件をこなしている。本当に分単位で用事が詰まり、たまたま何とか進んでいるが一歩間違えばハチャメチャな状況だ。そんな多忙な中、母から「そんなに忙しくしてはいけない」、妻からは「お金にならない役は引き受けるな」とかの注意を受ける時間もいるので余計に時間がない状態になっている。そんな中を高校時代の剣道部と黒豆収穫パーティーを持つことが出来た。40年以上前に一緒に部活をやった仲間と集まれるのは至上の喜びだ。寅さんのセリフではないが、「人生って辛いことが多いけど、生きてると何回か生きてて良かったと思える日があるじゃない、その日のために人は生きているんじゃないのか」って感じの時間だった。近況の交換を行った後は自然と昔話に花が咲き、何度か話したような友人や恩師の話になる。最後は「卒業アルバム持って来てや」ってことになり、会場を提供してくれている友人の奥様がいつもと同じように持って来てくれて、それを見てさらに盛り上がる。病気や流れで引き受けている職務や何やかやと気になることは多いけど、今日もぼつぼつしなければならないことを出来る範囲でやって行くとしましょうか。
☆高校時代の剣道部仲間と黒豆取りバーベキューで至福の触れ合いの時間を過ごすことが出来ました。この後も村の役員会や何やらバタバタしています。


Dr.797 泣くなE判定(10月15日)
9月に受けた人間ドックの結果が届いて、総合判定E判定だった。Aが一番よくて、B・Cとなるほど悪い結果となり、Eは最後から2番目の悪い結果だ。これまでもC・DはあったがEは初めてかもしれない。E判定の意味は「要精密検査」ということで、精密検査を受けてくださいという意味らしく、ご丁寧に「紹介状」まで付いていた。最近一番の友人が闘病中で心配しているが、自分も元気だと思っていたらE判定だったということで2重のショックだ。自覚症状はないが、健診結果に従って精密検査を受けるしかない。どうせ人生いつかは終わると分かっていても、それがすぐ近くかとも思うと安閑とはしていられない。あまり心配し過ぎると、それ自体が良くないということなので、精密検査結果が出るまでは平静にあまり今回のE判定を気にせず行きたいと思うが大丈夫だろうか。元来の小心者だから自信はないが、反面記憶力が弱って一つのことを覚え続けていられないので、その点では有利かもしれない。ともかくジタバタしても始まらないので、たんたんとやるべきことややる羽目になったことをやりながら日々を過ごしたい。こう書いて読者の皆様に心配をおかけするのは本意ではない。E判定が出ても元気に毎日を送っているお気楽者もいるということを発信するべく書いてみた。吉報をご報告したい。
☆人間ドック結果E判定に顔を曇らせるドクター。これからがこれまで説いてきた「流れに任す」人生観が問われる。

Dr.796 辛い体験が必要(10月14日)
神戸市にある県立M高校で教育系を志す生徒達10名に冒険教育指導を行った。「今回は将来の君たちの充実した人生のヒントになることを目指して行う。特に教員(人の成長の支援)には、自分自身の失敗や辛い体験があった方が、しんどい子どもの気持ちが分かる。これから一杯体験して、失敗も自分の将来の滋養になると思って恐れずどんどん行こう」みたいな勇ましいメッセージを送った。人に語ることは自分に返ってくるというのがドクターのこれまでの教訓だ。今回も終わりの方の指導で気になる表情を見せた子がいたのに強引にあるアクティビィティを続けてしまった。立ち止まる勇気と余裕が必要だった。さらに帰りに駐車場から車を出すとき、校舎の雨樋をバンパーでこすってしまった。立派な校舎の立派な雨樋を傷つけてしまったことは謝っただけでは済まない。今後の弁償も見据えて警察に来てもらい事故証明を作成してもらうという大失態を演じるなど、辛い体験を自ら実践してしまった。辛い体験が久しぶりの素直な高校生徒の交流で舞い上がったドクターの浮つき心を鎮めるのに必要だった(と思うことにした)。雨樋事故では事情聴取に立ち会っていただいた事務長や警察官の方にご迷惑をおかけしたが、事故がなければなかったであろう交流をさせて頂いた。生徒達に言ったように、自分の辛い体験を活かして人の痛みが分かる人間味のある人間に成長していきたい(身体の老化はともかく)。
☆今朝、昨日の大失態の証であるマイカーの傷に修正ペイントを塗りながら、失敗を活かす決意をするドクター。親指など立てている場合ではない。


Dr.795 Go to 冒険(10月13日)
今朝は久しぶりに高校へ冒険指導に行くので張り切っている。まず考えるのは今回の目的(ゴール)は何か、何を伝えたいのか、その後どんな活動をメインにして他の活動に何をやるかだ。ただ毎回学びはこちらが狙ったところ以外で起こることが多い。だから一層狙いを持たずにやる方が良いのか、でもそんな流れ任せではプロとは言えないのではないか、そもそもお前はプロと言えるのか等いろいろ自問自答するが、その考える時間が楽しい。何はともあれ、自分が楽しんだ時に良い出来になるのはこれまでの体験から間違いないので、自分が楽しいと思うことをやることにしよう。それにしても、ここの高校に指導に行かせて頂くのも、そこにお勤めの先生との出会いから来ている。これまでにも何度かいろんな学校で指導させてもらっているが、それもいろんな人とのご縁のお陰だ。大体が自分が冒険教育に出会ったのも県の指導主事になったのがきっかけだし、指導主事試験を受けるきっかけもある先生とのご縁がなければなかった。もっと言えば法学部生だったドクターが先生になるきっかけも、家庭教師のバイト先の子どもとの出会いだったし、そのバイト先を紹介してくれたのは今は亡き叔父さんのお陰だ。その叔父さんが大学生のドクターに近かったのは、先祖からの人間関係やいろんな先祖が絡む親戚付き合いと大学が叔父さんの居住地に近かったことなどいろんな要因が絡み合っている。そんなことをあれこれ考えていると、父と母の出会いから自分の誕生まで全てがご縁で繋がっている。今日はやはりご縁の不思議さと大切さを流れに任せて伝えよう。
☆久しぶりのゴーツー冒険を前に意気込む今朝のドクター。前日には豆の収穫をしていた。全てがつながっている。豆取りと冒険がどうつながってるかを説明しようと思うと、もう一回分のブログがいる。



