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Dr.2188 人生終わり良ければ(2月2日)

 「人生終わり良ければすべてよし」という言葉というのか、本があったように思う。定年後もやりたいことをやり充実した人生を送ることの大切さを説いているのだとは思うが、「今までは充実した人生だと思っていても、最後の方がいま一つでは人生全体が台無しになる」というような強迫観念ともとれる言葉で、高齢者にとってはプレッシャーにもなる。反対に、これまで人生がもう一つであっても、最後が良ければ挽回できると言うこともいえる訳だが、いずれにしても最後半の過ごし方が大事と言うことで、プレッシャーにはなる。

 こんなことでプレッシャーを感じるようでは小心な者とも思わないでもないが、何と思われようともプレッシャーはしんどい。そんな時、うちの奥様が、「そんなこと言うても(あなたの人生)もう終わったみたいなものやから(力まんでもいい)」というようなことを言ってくれ、ちょっと心の荷が下りた。

 「人生終わったみたいなものやから」は聞き方によっては厳しい言葉のようにも聞こえるかもしれないが、言いたかったのは、「これからの人生を無理にあがかんでも、気楽に過ごしたらいい(今まで十分頑張ったのだから)」ということだと思って、この言葉に感謝している。

 いずれにしても、人生の送り方に関するスローガン、キャッチフレーズ、言葉はとり方によっては(人によっては)、頑張る動機にもなるが、逆にしんどさを与えたりもする。

 そう言うことで言えば、ドクターが言う「ボチボチ行きましょう」や「流れとご縁を信頼して」も、人によっては適さない人もいるかもしれない。そこは気にはなりますが、この言葉で元気が出る人もいると思いますので、そういう方のためにも自分のためにも発信は続けて行きたいと思っています。その心は、心弱い人も、しんどい時も、自分を励ます言葉を胸に、元気出して行きましょうと伝えたいからです。

 ☆元気なさえずりを聞かせてくれる小鳥たち。こんな写真も元気が伝えられればと思っています。とりようはいろいろだとは思いますが。

 

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