Dr.1031 夫々の退職後(8月14日)
現役時代は過ぎてしまえばあっという間のように思う。しんどさもやりがいもあるが、いずれにせよあっと言う間と感じる。
実際には3~40年で生涯の大半の時間がそれにあたると思うが、最近ではその後も結構ある状態になっている。退職後も勤める場合も多いが、どこでどのようにどれだけ働くかは人それぞれで、現役時代以上に個人差と言うのか自分の生き方が問われる。
働かないで、あるいは働く時間を短くして自分の時間に使う人もある。退職後経済的には何とか暮らしていけるとしても、何もしないと生きる意欲や健康にも悪い。
現役時代よりもゆとりをもって、より幅広い社会貢献を意識しながら毎日を充実して過ごすのが理想だが、現実的にはなかなかうまく行かない。
退職後が長いこの頃では、もしかしたら現役時代は退職後に備えて人間性や興味あるコトを準備する役割もあるのかもしれない。
いくら準備が必要と言っても充実した毎日への準備は一筋縄ではいかない。何に幸せを感じるのか、自分の生き方、人生の目的は何かなど、準備することは生きる本質にかかわる深く大きいことだ。
考えに考えた挙句、考え過ぎずに流れに任せるというようなドクター流人生観にたどり着く場合もある。結局人それぞれだが、結構大きな問題だ。
☆退職後の今は私学の管理職を務める後輩の元校長先生と。今後の生き方が大事なのは先輩も同じだ。