Dr.523 ITと神頼み(12月3日)
知り合いのパソコン関係の仕事をしている人が、自分のパソコンのバッテリーを交換している現場に出くわした。パソコンを分解してバッテリーを交換するのだが、ドクターはパソコンの内部を始めてみた。いろんなネジやパーツを外してやっていたが、なかなかうまく行かないようだ。ついに何度目かには彼は手を合わせて「上手く動きますように」と神頼みをした。洒落もあったと思うが半ば本気の神頼みの結果、上手く作動したらしい。最新のIT関係の仕事をしている人でも(洒落としても)神頼みするのかと面白かった。人間生きて行くには、理屈や理論、科学や技術だけではカバーしきれない部分がある。非科学的や不合理でも、それがある方が生き易ければそれでいいと思う。科学的でも合理的でもないドクターなどは絶えず神頼みと言うのか、天啓というのか、流れやご縁に任せて生きている。少しは意志も働かせてるようにも思うが、それとて大枠は自分の思い以外のところで決まっていてそれに従っているようなものだ。いわば神の掌の上でバタバタしている感じだが、それでいいし、それしかできないし、それで安心なのだ。
☆昨日神頼みで組み立てた黒大豆乾燥機を朝見に行ったらお陰様で動いていた。乾燥した黒豆が届けられるのももうすぐだが、作業が終了するまでにはまだまだ神頼みに頼らなければならない。神様仏様よろしくお願いいたします。


