Dr.437 もう一度教員になるか(9月1日)
教員の採用試験倍率が低下しているということでニュースになっている。新聞特集の中で、日本の教員の仕事についての満足度は8割ほどでまずまずだが、「また教員を選びますか」という質問の該当者は5割ほどしかなく諸外国と比べて低いと出ていた。ドクターなども教員をしたことの満足度は高く、生徒と関わるのも大好きだったが、生まれ変わってまた教員を選ぶかと問われれば、迷ってしまう。それは教員に魅力がないということではなく、飽き性故か別の仕事もやってみたいと思うからだ。ドクター現役の頃は4月一斉採用、いったん就職したら基本的にはその仕事で一生を過ごすという風潮が強かった。今頃は転職、兼職、中途採用なども増えてきたようなので、一生でいくつかの仕事を経験することもできるかもしれないが。同じ就職先でも職場や職種、自分がする仕事の中身が変わる人も多いと思うので、自分を見込んで頼まれた業務は積極的にどんどん引き受け、自分の可能性を試していってほしいと思う。自分の可能性などと大層なことを言わずとも、いろんな仕事を経験することは退屈しないで面白い人生が送れそうでいいじゃないですか。「またその仕事を選びますか」の回答率が必ずしもその仕事の満足度を表すわけではないということと、いろんな仕事を経験するのは面白いということを、今朝のニュースで感じたドクターは、今週もいろんな業務にあたふたといそしむのだった。
☆昨日は文学部を出てJAに就職した地元の女性と、広報誌取材のため高城山に登った。彼女もいろんな仕事(JAの中にもいろんな分野がある)を経験して、自分の人生を豊かに面白くしていってほしい。


