Dr.332 大きな存在(4月30日)
ある神道系の団体で体験談をお話しする機会を頂いた。これまでの自分の人生の節目節目に神に支えて頂いて今の自分があるということをお話しさせていただいた。また、自分は公立学校の教員だったので特定の宗教を信仰するように子供や親御さんには言えないが、人間は人間の力を超えた大きな存在に導かれて活かされている。人智や人間の計らいを超えた大きな存在(それを神とか仏とか、宇宙とかサムシンググレイトとか呼び方はいろいろだが)を信じることが、自分を謙虚にそして生きやすくすると思うと話した。自分の力で全て何とかできる、してきたと言うのは思い上がりだと思うし、このような自分の力至上主義的な発想では上手く行かない場合も全て自分のせいと言うことになってしまいしんどいだろうし、上手く行ったら行ったで自分の力を過信して傲慢になって鼻持ちならない。これまで生きてきた実感から言っても、やはり自分は何か大きな力に導かれて歩んできたし、その助けでいろんな困難(自分で蒔いた種も多いですが)を何とかして(突破とはいいがたいですけど)ここまでこられたと心底思っている。それがドクター流、「流れに従って生きよう」「頼まれたことややる羽目になったことはできる範囲で全力で」「同じやるなら笑顔でお気楽に」というような人生訓につながっている。よい機会を与えてくださったことに感謝しながらこれからも出来る範囲でボツボツ歩んで行きたい。
☆写真は前回の高城山登山中に見た、水田に写った逆さ高城山(丹波富士)と風でなぎ倒された木の根っこ(生えている場所の土や岩盤に従って奔放に根を生やしている・生きている)。生き方の参考になる。

