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Dr.284 今度は支える側(3月4日)

篠山ABCマラソンのボランティアをやった。若いころは篠山を含めてあちらこちらのマラソン大会に出させてもらっていた。フルマラソンなりハーフマラソンなり長い距離を走る選手はもちろん大変だが、一つの大会は実に多くのスタッフ・ボランティアによって支えられていることを忘れてはならない。選手で出ている時にはそんなこと考えもしなかったが、裏方ボランティアをやってみると、あの頃いろんな方にお世話になっていたことが分かる。これはもしかしたら他のことでも言えるのではないかと、遅ればせながら気が付いた。HAPの冒険指導でも、嬉野台生涯教育センターのスタッフの方が受付から、利用者との連絡、施設の維持管理など裏方をやってくださっているので出来ている。式辞でどんなギャグを入れようかとそんなことばかり考えていた卒業式でも、案内状の送付から式場設営、当日の受付・警備などいろんな人が裏で動いていただいているので成り立っていたのだ。退職で表の舞台を降りたドクターとしては今度は裏で表の人を支える側に入ることが役割かもしれない。

 ☆現役引退後は「今度は支える側か」と考えながら、篠山マラソン当時ドクターがやったのはマイクでランナーの番号を呼んでスペシャルドリンクの準備をする人に知らせる役だった。最初は真面目に番号を連呼していたが、そのうち調子に乗り「本日は篠山マラソンにお越しいただきありがとうございます」「ここまでよく頑張られましたが、まだ半分とちょっとあります。是非諦めないで最後まで完走を目指してください」「いや正確には完走でなくても自分のベストを尽くしていただければいいと思います」「完走は諸条件が揃ったときにできることで、自分の力だけで完走できたと思ってはいけません」などといつもと同じく、自分の考えを笑いを取りながらしゃべり出してしまった。ドクターにとって完全な裏方は難しいのかもしれない。いずれにしてもマイク係が言うようなことではなかった。

 ☆マイクを持つとつい調子に乗り、自分が裏方であることを忘れて目立ちたがるドクター。困ったものだ。

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