Dr.201 いろんな顔(11月22日)
いつも土曜講座で指導に行っているK中学校の合唱コンクールを見に行った。いつもは体操服でふざけあっているイメージの強かった連中が、キリっとした制服に身を包み、真剣に課題曲と自由曲を歌っている。顔つきや態度がまるで別人のようだった。そういえば生徒達だけでなく誰しも日常いろんな顔を持っている。ドクターで言えば、陽気な冒険指導者、謎のセールスマン、適当なお百姓、悩み多い定年退職者、恐妻家、陰の薄い家庭生活者、頼まれごとお気楽引受人、稀代の聖人丹吉師等だ。いろんな顔があって、その顔ごとに言うことすることに微妙に違いが出てくる。どんな顔でも「自分らしく」という人がいるが、ドクター的にはあまり「自分らしさ」にこだわらず、その都度の顔ごとに求められるというのか自然とそうなる自分でいいと思っている。能天気だったり、心配性だったり、楽天的だったり悲観的だったりすればいい。できれば自分として気持ちの良い状態が多い方が良いとは思う。今のドクター的には忙しくってバタバタしてあまりものを考えないような元気なおっさん状態が良いようだ。
☆謎のセールスマンを終えて、気持ちの良い公園を走る黒のおっさんランナーを経て、素敵な礼拝堂で行われた中学生合唱コンクール見学部外者という顔の一日だった。いろんな顔にいろんな性格があって良い。