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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.766 青田刈り(9月9日)

優秀な人材をいち早く囲い込む「青田買い」とは違うが、ドクターは未だ未熟の稲を刈る青田刈りをした。後で調べると、敵の兵糧を断つためにまだ青いうちから敵の田を刈る「青田刈り」という言葉もあることが分かったが、ドクターが刈ったのは自分の田で、天気のうちに稲刈りの作業を終了しておきたいので少々強引に青い穂も混じっている田(すべてが青田というわけではない)の稲も刈ってしまったということだ。面倒なことは早く終わらせたいのと、これからの予定が結構詰まっているので、その日のうちに稲刈り作業を終わらせようと、まだ未熟の青田も刈ってしまった。今年の稲はいろいろあって名人だから、稲の手当をよくしている人だからといって必ずしもいい感じで稲刈りまで来たとは限らない感じだ。だからといって農作業の手間を惜しんだ人の田や強引に作業を終えようとしたドクターのような人の収量が良いわけではないのは勿論だが。稲や豆の農作物の取れ高にしても、人のやる気と技だけではない要素(これを最近ドクターは天もしくは神の領域と言っている)が働いているように思う。人力一杯がんばるのは勿論大事だが、その結果をすべて自分の精にせず、「上手く行く時もあれば上手く行かない時もある。そういうもんだよ人生は」的な余裕があった方が良いということだ。ドクターの強引な青田刈り米ももしかしたら美味しいかもしれない。人生何が正解で何が不正解なんて簡単には分からない。目先の結果に一喜一憂せず、自分のペースで気持ちよく生きて行きましょう。

 ☆青田刈りで少々強引に今年の稲刈りが終了させたドクター。写真のコンバインは借り物だし、今年の稲刈りもいろんな人に助けられて何とか終了することができました。ありがとうございました。すべてのご縁に感謝いたします。

Dr.765 専門家の意見(9月8日)

この8月から実施されているマイ助産師制度の状況を聞きに、丹南健康福祉センターのマイ助産師ステーションを尋ねて、担当の助産師さんから8月の利用状況や利用者の感想などをお聞きすることができた。8月の母子手帳を受け取りに来られた妊婦自体が少なく(20名弱)、4回の産前産後助産師ケアを受けられた方に実施するアンケート自体3名分でまだまだ市民全体の意見とは言えないが、これまでのところは概ね好評のようだ。その際にかねてより意見のあった「産前3回産後1回」の相談回数を、産後の方を多くすることが出来ないか等について聞いてみた。産後の方が心配事が多いというお母さん方の意見を受けてのことだ。すると助産師さんがおっしゃるには、「産前の相談や指導をきちんとやれば、その後の出産・産後は不安なく送れるはず。産後は授乳や乳児への対応で母子ともに余裕がなくゆっくり相談に応じる時間がない。特に必要な方についてはマイ助産師ケア以外にも回数の制限なく相談に乗れる体制もある」というようなことだった。産後の相談回数の方を多くしてほしいというお母さんの意見はあるが、専門家としては産前の相談をきちんと行いたいということのようだ。今回のコロナ対策にしても専門家の意見は大切だが、学校の一斉休校など実際の具体策決定には賛否両論あるので、最終的には政治家が判断し責任を取らなければならないという新聞報道を見た。本市の助産師による産前産後ケアについてもいろんな意見がある中、専門家の意見を大事にしながら、政治家としてしっかり判断しなければならないと思った。

 ☆マイ助産師ステーション前で担当の助産師さん2名と。1名は中で妊婦さんに対応されていた。この制度もきっかけになって、本市の出産数が増えてほしい。

Dr.764 神の御下賜(9月7日)

このところ「神」シリーズが続いている。何度か言うようにこの「神」は特定の宗教の神ではなく、人智を超えた宇宙の意志・何か大きなもの・運命・縁・流れとかと一連のもので、人間は自分の力・意思だけで生きているのではなく、こうした「神」のお力やお助け・お導きによって生かされているという考え方によっている。この考え方が真理かどうかは分からないが、ドクター的にはこうした大きな力の存在を想定した方が生きやすい。上手く行っても・良いことがあっても自分の力だけで成したのではなく、上手く行かなかったとしてもそれは自分の不甲斐なさの精だけでなく何かの示唆であると考えた方が、謙虚で逞しい生き方が出来ると思っている。その方が生きやすい。だから良かったら皆様にもお勧めしたいと思って「神」シリーズが続いている。何も自力による試み・努力を否定するものではなく、自分のやりたい方向に向かって精一杯取り組むのは良いと思うが、がんばったから成功してがんばりがたりなかったから成功しないというほど人生そんなに単純ではないということだ。そんな感じで「神」や「流れ」を敬って生きている(正確には生かされている)ドクターとしては、時折、試練やご褒美をいただく。昨日の頂き物は息子とゆっくり農作業が出来たということだろうか。貴重な思い出として心のアルバムにしまっておきたい。きょうはどんな一日になるのか楽しみにしながら。

 ☆昨日は農作業の前にイチジクの収穫をした。これも有難い天からの恵みものです。

Dr.763 神の試練(9月6日)

前回は神のご加護について書いたが、今回は一転「神の試練」についてがテーマだ。というのも昨日は後もう少しで一つの田んぼの稲刈りが終わるというところにきて、急にコンバインの刈り取りが出来なくなった。最初村の機械に詳しい方に見てもらったら、ベルトを回すワイヤが切れているということが分かった。そもそもの原因はドクターが早く一つ目の田を終わらせて、もう一つ目へ行こうと焦って、一度に想定よりも多くの稲束を刈ろうとして負荷をかけ過ぎたことにあるようだ。村の人曰く「だいたい故障は焦った時に起こる」ようだ。これも含蓄のある言葉でうちの村には人生の達人が多い。それはともかく、この故障を神の試練と捉えて、こんな時にどうするか、ここから何を学ぶかが試されていると思い今回の故障に対した。先ずはこのコンバインを買った業者に連絡をとり修理に来てもらった。この時期はどこでも故障が頻発し、なかなか直ぐには来てもらえないのだが、何とか30分ほどで来てもらえた。診てもらうと店へ持ち帰って修理する必要があるという。そうなると今後の稲刈り予定が狂うと困っていると代車を貸してくれるという。代車到着までの間を息子と村の神社の駐車場で過ごして、何やかやととりとめのない話しが出来た。そうこうしていると新品の代車を載せたトラックが到着し、その代車で雨が降る前に刈り残した稲を刈ることが出来た。刈り終えた籾を乾燥機に入れて軽トラを駐車場に入れた後まもなく雨が降り出した。こうしてこの日の作業は予定通りではなかったが、何とか終えることが出来た。この試練から「人生予定通りには行かない」「予定通りに行かなかった時は出来る範囲で最善を尽くす」「後は流れに任す」等の教訓を得た。一連のドクターの対処は神から見ればどうだったのだろう。確かに試練は多くの学びを得られるが、出来ることなら「神の試練」よりも「神のご加護」からの学びの方にして頂きたい。こんな調子の良いことを考えている奴には、新たな神の試練があるかもしれないと畏れている。

 ☆午前中は神のご加護で何とか臼摺を終えることができたが、午後の稲刈りではコンバインが故障して業者に来てもらうという神の試練が与えられ、最後は代車による稲刈り終了という神のご加護で一日が暮れた。今日もよろしくお願いいたします。

Dr.762 神のご加護(9月5日)

昨日は雨の予報が出ていたが、本格的に雨が降る前に稲刈りが出来た。降ってきたら止めようと、軽トラに積んだ米コンテナとコンバイン用のブルーシートを持ちながらの作業だったが、何とか予定の田んぼを刈り終えシートを被せた途端に雨が降ってきた。刈り取り作業にしても、いつもは水が溜まっていてコンバインが通れず手刈りしなければならない箇所があるのだが、今回は何とか機械で刈れたり、その機械も動かないようになりそうな時が2~3回あったが、何とか最後まで動いてくれたりした。これを「神のご加護」と言うのだろう。特定の神ということでなく、「困った時の神頼み」の「神」だ。人知・人力を超えた存在を確かに感じる。人の役割としては、人事を尽くすことと、人知を超えた存在(神)に好かれるような言動を心掛けることだと思う。決して利己的だけであってはいけない。ドクターが普段からそれほど立派な言動をしているという自信はないが、天命(流れ・ご縁)でやってくる役割は引き受けるように心掛けていることと、人知を超えた存在(神)に対する畏敬の念は持ち続けている。それが良かったのか、今回の天候や機械運に恵まれた稲刈りとなった。こんなことがあると益々、そうした大きな力の存在を認めたい。大きな存在への賛否はおいといても、全てが人間の力で何とかなうるという思い込みは傲慢な生き方につながる心配がある。「神のご加護」に感謝して無邪気に喜ぶ、そういう生き方でこれからも行こう。

 ☆雨降り前に稲刈りを終えることが出来たのに加えて、息子と一緒に農作業が出来た。これも神のご加護と有難く嬉しく思っている。神様ありがとうございます。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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