Dr.27 行き当たりばったり
神戸市内にある私立中学校2年生の冒険指導に行った。10回シリーズの1回目だ。前後半各15人ぐらいのグループを各90分間指導する。1回の冒険案内人は5人で10回とも参加できるほど予定の空いている暇な冒険案内人はドクターぐらいだ。ドクター班(グループの中学生は公欠者を除いて固定)は10回ともドクターが指導するので、別の案内人へ引き継ぎのための活動メモは作らなくても良いが、10回もたすためには毎回の記録をしっかりとって同じネタ(活動)をやらないようにしなければならない。ネタ(活動内容)にしてもネタ切れしないように小出しにしなければならないし、簡単なもの(チームが出来ていなくても出来るもの)から始めて難しいもの(お互いの人間関係が出来てからでないとできないようなもの)へ移行しなければならないし、同じような種類のもの(トラストものや課題解決もの等)ばかりが続くのは避けなければならない。などと当初はいろいろ考えていたが、いざ始まってしまうと、前半のグループは男女間の距離が少しあるけど可愛い生徒たちが多く、後半のグループは別のクラスの生徒もいるけど男女間の距離はなく盛り上がるグループで、活動がどんどん進むので予定していたネタが尽き、その場の雰囲気(生徒の状況と活動場所の環境等)で当初には考えてもいなかった活動を行った。後半のグループなどは結構難易度の高い活動(スタンドアップ)まで高いレベルでやってしまった。前後半のグループのやることを同じにしないと今後が困る(ドクターの記憶力劣化のため)と思っていたが、それもバラバラになった。幸い1回目はどちらの班も喜んでくれたがこれからどうなっていくのか、指導者にとっての冒険は続く。また報告します。
☆神戸市内の私立中学校始まった10回シリーズのコミュニケーション講座1回目。
☆ドクター班は行き当たりばったりで当初予定がなかったが、そこに衝立(ついたて)があったので急遽「衝立の前の人は誰」(質問3つでその人をあてる)という活動を行ったり、その日の活動場所がたまたま足場の良いホールだったのでスタンドアップ(床に手をつかずに全員が立ち上がる)をやってしまった。
☆このような密集・密着・課題解決の姿は相当進んだグループでないと見られないが、10回シリーズの1回目でもはやここまで出来てしまった。グループとしては素晴らしいが、10回指導するドクターとしては困ったことだ。
☆休憩時間に生徒と一緒にポーズ。初対面からこんな写真が撮れるとは、「絶こうちょう」の時と同じだ。