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Dr.733 最近笑ったのいつですか(7月27日)

ラジオで「あなたが最近笑ったのはいつですか」というテーマで投稿を募集していた。コロナ禍で出かけることが少なくなり、大勢で楽しむことがしにくい現在の状況を踏まえてのことだと思われる。これを機にドクター自身も、自分が最近笑ったのはいつだろうと考えて見て愕然とした。そりゃいつも表面上ニコニコはしているし、それなりに楽しいこと(一杯飲む、菓子パンを食べながらコーヒーを飲む等)はあるが、心の底から笑ったのは思い出せないのだ。ここまで考えてさらに愕然とした。「それなりに楽しいこと」が、一杯と菓子パンしか思いつかない。いつから自分の人生はこんなに楽しみや笑い、心弾むことから疎遠になったのだろう。絶こうちょう(校長)時代には確かに子ども達と笑いあえていたように思うし、子ども達や保護者から「先生がいるからこの学校を選びました」と言われるのは嬉しく心弾む生きがいだったのは間違いない。冒険教育指導での参加者の皆さんとの触れ合いも楽しく充実したものだったが、今は指導依頼がない状態が続いている。「最近笑ったのはいつですか」の問いから、最近の自分の心弾むことがない日常や生きがい・生き方の問題へと発展してきた。SNS上ではどこどこへ行っただの、何々をしただのという景気の良い話が横行し、ニュースなどでは景気の良い話しと極端な悲しい話が溢れている。普通の市民の、特にこれといった楽しみや生きがいのない人が、どう毎日を生きて行くかの話はどこにも出てこない。そうだった、ドクターの生きがいは「普通の人、特に定年後にこれといって打ち込むものがない人が日々を上機嫌に生きて行く」道を探し求め、悩める人に提供することだった。これができれば本物の笑顔がでてくるはずだ。最近の高じた物忘れで生きがいまで忘れるところだった。この物忘れで悩みまで忘れられればいいのだが、そうは上手くは行かない。

 ☆田んぼの中に咲くハスの花。珍しい写真を仲間のグループラインへ投稿するのも「それなりに楽しい」ことだった。特に笑うことなくても何とかやっているが、さらに充実した日々を送る方法を探求したい。

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